パリパリ鶏うどん

残りもののワカメの味噌汁と麻婆豆腐からの化けメニューで、朝食はうどんを作ろう。
鶏のモモ肉をパリパリに焼いて、もちもちしたうどんと食感のコントラストを楽しもう。
塩コショウで下味をつけた鶏モモ肉は皮が縮まぬように皮目にフォークでたくさんの穴をあけ、厚さが均等になるように身の厚い部分に包丁で切れ込みを入れて開き、筋を切る。
よく熱してからキッチンペーパーで薄く油を引いたグリルパンに鶏モモ肉を皮目を下にして乗せ、その肉の上に裏面をよく洗ったフライパンを乗せ、更にその上に水の入ったやかんを乗せて重しにし、肉をグリルパンに強く押し付けるようにしながらじっくり焼く。
縞模様の焼き目が付いたら肉を90°回転させ、同様に重しをかけながらながらじっくり焼いて格子縞の焼き目を付けたら裏返す。
肉の中まで火が通ったら取り出し、パリパリの皮目を上にしてしばらく放置し、肉汁を落ち着かせてから食べやすい大きさに切る。
長ネギの筒切りは、モモ肉と一緒に焼いて、肉から出た油をたっぷり染み込ませる。
シイタケは、軸を落とし直火で焼く。
ホウレン草は塩茹でして水に取ってから絞る。
ワカメの味噌汁と麻婆豆腐をブレンドして水を足して一煮立ちさせ、醤油で味を調整してスープを作る。
うどんを大きな鍋で茹で上げ、冷水でしめてから器に移し入れ、熱湯を注ぎ込む。
器とうどんが十分温まったらざるに上げて湯を切り、再び器にうどんを戻し、熱々のスープを張り、具を乗せる。
お湯で少し温めておいた生卵を割り入れ、青ネギと七味唐辛子を振って仕上げる。
寒い時期、熱々に仕上げる手間を怠らないようにしようね。