クレソンのスパゲッティカルボナーラ

とてもデリケートな火加減が要求されるカルボナーラ。何度も挑戦して、卵ソースの熱の入れ加減を体で覚えよう。仕上げの黒コショウは、名前の由来の"Carbon"="炭"に見立てて粗挽きに。
ボウルに全卵、卵黄、生クリーム、パルメジャーノチーズをしっかり混ぜ合わせ、塩で調味して卵ソースを準備する。
フライパンにオリーブオイルを引き、弱火でじっくりと拍子切りのパンチェッタ(生ベーコン)を炒め、肉の脂を引き出す。
一口大に切ったクレソンを加えてさっと炒めたら、パスタ茹で汁を少量加え、火にかけたままフライパンを揺すりながらスプーンでかき混ぜて、肉の脂を乳化させる。
フライパンを火から下して卵が固まらないようにするために余熱を十分取ってから、茹で上げたスパゲッティと卵ソースを加えて手早く混ぜ合わせる。
そのままフライパンを再び中火にかけて卵ソースに熱を加え、卵が固まり始めないぎりぎり直前のタイミングで火を止めて最高の状態のクリーミーな卵ソースに仕上げ、温めておいた皿に盛る。
粗挽き黒コショウとエキストラバージンオリーブオイルを振って仕上げる。
"Spagetti Carbonara With Watercress"