雛鳥のロースト

"Roasted Young Chicken"
クリスマスの大定番、ローストチキン。小さな雛鳥の方が肉に対するパリパリの皮の比率が大きくてお勧め。お腹に詰めるスタッフィングはシンプルにポテトのみ。肉の旨味が染みこんでしっとりホクホクのポテトがとても美味い。
丸雛鳥は流水でよく洗いペーパータオルで水気を拭き取り、フルールドセル(天然塩)を外側と内側に満遍なく塗りつけ、暫く置いてしっかりと下味をつける。
メークインは、皮を剥き芽を取り3cm角の大きさにカットして雛鳥のお腹の中にパンパンになるまで詰め込み、開いた口の周囲の皮を引き寄せて爪楊枝で縫い合わせて蓋をする。
手羽は背中側に捻って背中に張り付くように固定し、両足首をタコ糸で縛り、おろしニンニクとハチミツとオリーブオイルを混ぜあわせた混合オイルを刷毛で表面全体にむら無く塗り付ける。
マッシュルーム、2cm厚さの半月切りニンジン、くし切りのタマネギをオーブン皿に敷き、その上に雛鳥を腹を上にして乗せて250℃に余熱したオーブンに10分入れて表面にきつね色の焼き目を軽く付けたら一旦取り出し、刷毛で混合オイルを塗り直してから再びオーブンに入れ、温度を160℃に落として80分間、途中数回刷毛で混合オイルを塗り直しながらじっくりと加熱する。
こんがり焼きあがった雛鳥をオーブンから取り出し、爪楊枝とタコ糸を取り除いて大皿に盛りつけ、オーブン皿の野菜とレモンを添えて仕上げる。