海老チリ

海老チリは海老料理の王道中の王道。辛みと甘みと酸味の絶妙なバランスが味の決め手。
リンゴジュースと梅肉を隠し味に使って柔らかい甘みと酸味を演出しよう。
殻と尾と背わたを取り除いた海老を塩と片栗粉でよく揉んでから水で洗い、滑りを落とす。
ペーパタオルで水気を拭き取り、塩、コショウ、卵白、片栗粉、酒、ごま油を絡めて暫くおいて下味をつけてから、120℃の低温の油でゆっくり揚げてプリプリ感が残るよう半生の状態で引き上げる。
油の温度を上げて5mm角に切ったピーマンをさっと油通しして、揚げた海老と一緒に置いておく。
フライパンにサラダ油とみじん切りのニンニクとショウガを香りが出るまで弱火でゆっくり炒めてから豆板醤を加え、強火にして焦げないようにかき混ぜながらしっかり炒めて辛みを引き立たせる。
鶏ガラスープ、リンゴジュース、裏ごしした梅肉、ケチャップ、酒、醤油、コショウを混ぜ合わせてからフライパンに加えて一煮立ちさせたら、みじん切りの長ネギを加えてしばらく煮込む。
海老とピーマンを加えて水とき片栗粉でとろみをつけ、最後に鍋肌からごま油を回し入れて全体を混ぜ合わせ、ツヤを出して仕上げる。
豪快にご飯にかけて海老チリ丼にしていただくのも良し。